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宅建登録実務講習を受けてきました!

LECにて宅建登録実務講習というものを受講してきました!

先日宅建試験に合格したのですが、実際に宅地建物取引士として業務にあたるには登録申請が必要です。これに必要になるのが2年以上の実務経験(*_*) え、実務なんて経験ないよ!という方は国土交通大臣の登録を受けた講習を受けることでその代わりとなります。

私は仕事で少し不動産取引に関わることがあるのですが、「事務」としての業務では実務とはみなされないと明記されているので、大人しく受講してきました。

 

宅建登録実務講習の流れ

宅建登録実務講習を受けられる場所

宅建試験に合格すると、合格証と一緒に実務講習が受けられる実施機関一覧が送られてきます。よく聞く宅建試験の予備校が多く載っていて、合格後の実務講習も国から登録を受けて実施しているようです。

私は今回「LEC(㈱東京リーガルマインド)」さんで受講してきました。なぜならたまたま試験受験前に使った模擬試験テキストが解きがいがあり印象が良かったのと、何よりも自分の住む県に実施校があったからです。これが意外と重要で、一覧にはいろいろ機関名が載っていますが、自分の住むエリアに実施校がない会社も多くあります!

自分の住むエリアに実施校がないと、泊まりで受講しに行かなくてはいけなかったり、希望日がすぐ満席になってしまったりと講習が希望通り受けられない可能性が高まりますよね(-_-;) 宅建士登録を急いでいる方は、合格前から実務講習の受講場所などを調べておく必要があります。

 

宅建登録実務講習の申込みから受講前まで

LECさんの場合、受講料は税込 21,000円、インターネットから簡単に申し込めました。クレジット決済後、宅建試験合格証のコピーをアップロードもしくは郵送・FAXして申込完了です。

申し込み後10日程度で、講習用のテキストと事前課題DVD・問題集が届きます。受講日までにDVD(約3時間)を鑑賞し、予習を済ませておきます。

 

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DVDでは不動産取引のざっくりした流れと、土地謄本など必要資料の読み取り方を習得できるようになっていました。普段から不動産取引に携わっている方には基本中の基本といった内容です。あと受講当日はテキストにたくさんラインを引いていきますよ、という話もあり、当日はラインマーカーが必要だという地味に重要なことなども分かりました。笑

また問題集は、講習の最後の修了試験にそのまま出るような問題で構成されていますので解いておくのが無難です。

 

宅建登録実務講習の流れ

宅建登録実務講習では、合計12時間のスクーリング1時間の修了試験が実施されます。私は2日かけて10:00~18:00の日程の講習を受講しました。

実施校によってはこれを1日に詰め込んで朝7時頃から夜23時頃まで通しで行う日程のものもあるようです。2日でもすごくしんどいのに1日で全部なんて耐えれるかしら?!とも思いますが、時間がもったいない人には1日コースも良いかもしれませんね!

 

宅建登録実務講習の内容

まず国が厳しいようで、講習の遅刻、居眠りは厳禁と説明がありましたのでヒヤヒヤしながら講習を受講しました。そして最後に実施される修了試験に落ちると、12時間のスクーリングからやり直しだそうです。試験内容自体は難しいものではないと説明されていましたが、絶対に失敗しないよう気を張って講習に臨みました(-_-;) 

この講習では設定された取引事例に合わせて、まず家を売りたい人(Oさん、東京都在住、など)が店に来たというところから、受付、物件調査、買主さがし、契約締結、引き渡しまでの流れに合わせて、聞き取りや調査方法・書類作成などの実務を習ってくという流れで進んでいきました。

私の講習では、本業は不動産取引に関わるお仕事をされていて、たまにLECで講習も行っているというような方が講師をされていました。そのため講習自体はテキストにしたがって進んでいく中で、間に最近の経験やこの県での実例なども話してくださいました。私は宅建試験は独学で勉強してきたので、こうした話はとても参考になりました! 

 

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全体を通してひたすらテキストを読み、修了試験に出るところにラインを引き、その後資料をみながらワークブック(当日配布)にある不動産売買契約書や重要事項説明の穴埋め問題にトライする、という流れでした。この講習を受ければ実際に不動産取引をこなせるというものではありませんが、宅建試験とは違い、実務の流れについてかなりイメージをつかめたと思います。

 

宅建登録実務講習の修了試験

最後の修了試験は、マークでの○×問題が20問、不動産売買契約書や重要事項説明の穴埋め問題が20問の合計40問です。8割以上の正解で修了要件を満たすことになります。

なんとこの試験は、それまで使っていたテキストや資料を持ち込めるので安心して受けることができます。ひととおり解いたあと、テキストに引いたマーカー部分をひとつひとつ確認して見直しもできました。それがなくても比較的見やすい問題で、試験開始20分ほどで切り上げて帰っていく人も多くいました。私はしっかり見直しをして、それでも40分で退出し、講習の全過程を終えました。

修了できていれば、約2週間後に修了証が郵送され、それをもって宅建士登録の申請ができます。

 

以上、長々と私が受講した宅建登録実務講習についてご紹介しました! 宅建試験に合格したけど、これからどうしたらいいか分からない!という方の参考にされば幸いです。

試験だけでなく、その後の登録手続きもなかなか大変な宅建士、皆様もぜひ根気強く乗り切っていきましょう(*^_^*)